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製造業が遅れをとるマーケティングオートメーション。その課題を解決するために起業!

株式会社マーケライズは、BtoB製造業向けのマーケティングオートメーションツールの開発・販売を行っているITベンチャー企業だ。まったくの0ベースから完全に自社で作りあげた「MRC(マーケライズクラウド)」を、製造業のBtoB企業向けに特化して提供している。

マーケティングに関する業務は、個人の経験やスキルに依存する部分が多く属人的になりがちだ。それを効率化・自動化する為のシステムがマーケティングオートメーションである。ツールの機能としては、有望見込み客の自動抽出やWebマーケティング成果の見える化、マーケティング専用の顧客データベースを使った営業業務サポート等が挙げられる。

同社は、なぜマーケティングオートメーションツールを手がけるに至ったのだろうか?
代表取締役社長の中野 晴元氏は、ファクトリーオートメーション用機器の総合メーカーであるキーエンスで営業と販売促進に携わってきた。その後、16年間に渡るBtoB製造業への営業・マーケティングのノウハウとスキルを元に、販促アドバイザーとして独立する。また、代表取締役野口 雅徳氏も同じくキーエンスで、営業・販促担当として従事し、その後独立。それぞれがマーケティングの現場で活動する中で、製造業ではマーケティングツールの部分が遅れていることを実感したという。その過程で、簡単に使える顧客向けのマーケティングツールがあれば、という発想が生まれた。
「ないならば、それを自分達で作った方が早いんじゃないかと思ったんです」と語る中野氏。

直観的に使える操作性やUIにこだわり、本当に必要とされている機能を搭載したツールを開発する為、2014年に株式会社マーケライズを設立した。
「我々のツールを通じて、BtoB製造業を盛り上げたいという思いが根底にあります」と、野口氏は熱を込めて語る。長年接してきた製造業に恩返しをしたいのだと言う。顧客側の視点に立った開発と運用サポート体制により、売上高は年々倍増。3期目を迎えた現在、導入企業は100社以上に及んでいる。

BtoB製造業向けのマーケティングオートメーションツールの開発・販売を行っている同社。
代表取締役社長 中野 晴元 氏
キーエンスで営業と販売促進に携わってきた。その後、16年間に渡るBtoB製造業への営業・マーケティングのノウハウとスキルを元に、販促アドバイザーとして独立した。その後、株式会社マーケライズを設立。

BtoB製造業マーケティングでの豊富な経験とノウハウを活かし他社との差別化に成功!

前章では、起業に至るまでの経緯や同社が大切にしている理念について紹介した。本章では、自社製品「MRC(マーケライズクラウド)」の特徴や導入事例を含めたビジネスの手法にスポットを当てていく。

マーケティングオートメーションツールが注目を浴びている状況下で、大手や独立系等、様々なベンダーによって製品が供給されている。MRCと、それらのツールとの違いは一体何か?
「外資系ベンダーのツールは高機能です。ECサイト上で有効な機能等も多く搭載されています。逆に"高機能過ぎる"とも言えます」(中野氏)
「MRCは、BtoB製造業で本当に必要な機能に絞って、"程よくちょうど良い"機能を提供しているのが特徴です。それが、使い勝手の良さと費用的な手頃さにも繋がっています」(野口氏)

実際の事例として、インバータ技術による省エネソリューションを提供する八紘テクノ株式会社では、「製造業向け」というコンセプトが導入の決め手になったという。以前同社では年に100件程の資料請求があり、全件に対して電話でアプローチしていた。しかし、MRC導入後は100件電話する代わりにMRCを使ったメルマガでの定期的フォローが可能になった。その結果、新規受注件数が以前の倍になったという。

同社では、自社の業務でもMRCを活用している。顧客からの声と共に、実際の使用感をダイレクトに素早く製品のアップグレードに反映しているのだ。これは、完全自社開発を行っている利点だろう。

100パーセント自社で開発したツールを、ユーザーごとのカスタマイズは行わずパッケージ化して供給しているので、1社あたりの導入期間は2~3日と短い。しかし、自社からの直販スタイルの為、顧客に対してカバーする範囲は実に広い。セットアップや使用方法レクチャー等を含めて、運用が軌道に乗るまで手厚いフルサポートを行っている。運用開始後も、トラブルシューティングはもちろんのこと、プラスアルファの提案までも積極的に行っているのだ。『製造業向けに特化』『完全自社開発』『手厚く幅広いサポート体制』は、同社ならではの優位性だと言える。

代表取締役 野口 雅徳 氏
キーエンスで、営業 / 本社・販促担当として従事し、その後独立。中野氏と共に同社を設立。
経営陣との距離も近いことも同社の魅力。事業・サービス・組織の議論を行うことも!

安定した経営体制に自信!コミュニケーションを重視する明るく活気のある社風!

明確なコンセプトを打ち出し、自らのツールで顧客の業績向上に貢献することを理念とする同社。企業風土はどのようなものなのだろうか。
「社員が、仕事もプライベートも充実した生活を送れる企業でありたいと考えています」(野口氏)
「安定した体制の元で、楽しく効率的に働いてほしい。弊社はストック型ビジネスです。継続ユーザーが多く、在庫が生じるわけでもない。ベンチャー企業でありながら、安定的な経営体制になっていると自負しています」(中野氏)

前職はハードワークが当たり前だったという経営陣だが、「社風は前職とは完全に真逆です」と、中野氏は笑う。実際、同社の残業時間は月平均20時間未満だという。
「我々のビジネスを長く存続させていくことが、現時点での目標のひとつです。そのために社員にも長く働いて欲しいんです」(野口氏)

安定的にサービス提供し続けることが顧客への責任。当たり前のようだが、ビジネスにおける基本を大切に考えているのだ。社風はアットホームだが、顧客に対する姿勢において求めるレベルは高い。エンジニアでもカスタマーサービスでも、ユーザー目線に立てる想像力が欲しいという。また、その想像力を活かした提案をするために、高いコミュニケーション能力も必要になる。
「指示待ちよりは自分でやろうとするチャレンジ精神がある人が、弊社でのビジネスを楽しめると思います」(中野氏)

福利厚生や社内行事なども、現在整えている過程だ。これから参加する社員が、同社の企業文化を作っていくとも言える。成長過程にあるだけに、一人に求められる役割は多い。その分、会社の全体像が見渡せるので幅広い視野を持って動いていきたい者には、魅力的な環境だろう。

社風はアットホームだが、顧客に対する姿勢において求めるレベルは高い。エンジニアでもカスタマーサービスでも、ユーザー目線に立てる想像力が欲しいという。
オフィス外観